アンダバリューがきてしまう金額の目安とは?

個人輸出をしている人なら、必ずと言っていいほど受けたことがあるアンダーバリュー取引(Under Value)。よく取引を持ちかけてくる国、そうではない国分かれますよね。

 

「どの国がどのくらいの金額までなら課税されないのか?」
個人輸出をするならこれを把握しておくことは重要だと思って、まとめてみました。

 

この記事を読むことで、アンダーバリューがきてしまう可能性が高い国はどこなのか?を把握することができます。

 

 

各国の免税ライン(この金額を超えたらアンダーバリューがくる可能性あり)

欧米

アメリカ:US$100(Giftの場合はUS$200)
EU:約US$27(Giftの場合は約US$56 )
イギリス:約US$33

 

アジア・オセアニア

日本:10,000円(日本人が輸入した場合1万円を超えると課税)
韓国:10,000円(日本円で1万円を超えると10%課税)
中国:US$100
香港:約US$510
シンガポール:約US$220
オーストラリア:約$740

 

※色んな情報を調べてまとめた形なので、正確な数字ではないかもしれないことはご了承ください。
 一つの目安金額として参照ください。

 

 

やはりヨーロッパが課税されやすい

ヨーロッパに物が売れると、かなりの確率でアンダーバリューの依頼がきてしまうのですが、免税ラインの価格を見てみると納得です。

 

この記事を書いている少し前に、フランス人に$300の商品を販売したのですが「インボイスに$50と書いてくれないか?」と言われました。

 

一方、EUに加盟していない国の人からは、アンダーバリュー取引交渉があまり来ないということも聞いたことがあります。
これは不確かですが、もしかしたらEU加盟国か、未加盟国かで免税金額がかなり変わるのかもしれませんね。

 

ちなみにEU加盟国一覧はこちらです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E9%80%A3%E5%90%88%E5%8A%A0%E7%9B%9F%E5%9B%BD

 

 

オーストラリア・香港は課税されにくい

香港が約US$510、オーストラリアが約$740と、免税金額のラインはかなり高いです。
このあたりの国は日本からの輸出に向いているかもしれませんね。

 

オーストラリアへは、何度も商品を輸出していますが、確かにアンダーバリュー取引の依頼はきたことはありません。

 

 

まとめ

やはりヨーロッパへの商品輸出をする場合、アンダーバリュー取引の依頼がかなりの頻度できてしまうことは覚悟したほうが良いでしょう。

 

私の場合は、アンダーバリュー取引は全て断っています。

 

アンダーバリューの交渉がきたときに、毎回どうするか考えるのも面倒!という理由でこのスタンスを崩さずに坦々とやり取りしています。

 

ばれた場合は懲罰を受けるのはセラー側になるので、アンダーバリュー取引を全て断るのが正解だと私は思っています。

 

しかし、アンダーバリューを全て断ると売上に影響してくるのは事実だと思いますので、ここは自己責任で判断するところになるのでしょうね。

 

 

今回は以上です。

 

アンダーバリュー取引で悩んでいる方のお役に立つ内容でしたら、嬉しいです!

 

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